働き方を改革するマインドメソッド

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まじめに仕事してたらダメ!ビジネスにおけるまじめ人間の限界

まじめな人

という言葉は一般的に褒め言葉として使われることが多いですが、

ビジネスにおいてまじめな人とは、
一歩間違うと、管理能力の無い人になりかねません。

どんな人がまじめな人かと言われると
いくつか要素があると思いますが、

責任感が強く自己犠牲の意識が強い人
というのも大きな特徴です。

責任感が強いというのは仕事において重要で
誰も大事な仕事を無責任な人にお願いしようとは思いません。

責任感を持って仕事をすることで
上司や顧客の信頼がどんどん積み上がっていき、
結果的に、重要な仕事を任されるようになります。

問題は、自己犠牲の意識の強さです。

責任感の強さと、自己犠牲の意識の強さは1セットになっていることが多いのですが、
このようなタイプの人は、何か仕事でミスをした際、
人に迷惑をかけるのが嫌で、自分の力だけで何とかしようとしてしまいます。

本来、誰かがミスをして大きな問題が起きた場合は、
あらゆるリソースを投入して、その解決に当たらなければなりません、
そのような大局的な見方が出来ず、
ただただ自分のミスで迷惑をかけたくないという思いだけで、
ミスを報告せず、自力で処理しようとします。

そういう時は大抵、精神的にも焦りが生じるので、
自力の対処がかえって事態を悪化させることも多いです。

結果的に、余計に大きな迷惑をかけることがほとんどです。
上司としても、なんでもっと早く報告しなかったんだと言わざるえません。

このように、まじめな人は、
仕事を人に任せることが下手な人とも言えます。

自分だけでこなる仕事量には限界があります。

出世して上司という立場になれば、
部下を使うことで、自分の仕事量を何倍にもしていかなければなりません。

まじめな人は仕事を任せることを苦手とする分、
そのように人を効率的に使って仕事量を増やすことが出来ません。

実は、まじめな人ほど管理職としての評価はあまり高くなかったりします。

会社においては、まじめに仕事をしていないような人が
出世しているケースも多いです。

彼らは自分でせかせか働かない分、人に仕事を任せる術を知っています。
優秀な人材を見抜く力を持っていますし、
優秀な人材を自分の周りに集めて、その人材をコントロースする術を知っています。

結果的に、独力でまじめに働く人よりも
多くのリソースを効率的に活用することで
大きなアウトプットを出すのでさらに出世していくことになるんです。