働き方を改革するマインドメソッド

ビジネスマンの働き方を激変させるマインドメソッドに関する情報をご紹介!

ビジネスマンに最も必要な資質とは?

自分の心配性な性格が
時々、嫌になることがある。

仕事において、どうしても悲観的な見方をしてしまう。

そして、悲観した大体のことは、
実際には起きない。。

でも、やっぱり、
また、悲観的に考えてしまう。

ただ、悲観的に考える分、
いろいろな準備は怠らない。

このような悲観的な考えは
ビジネスマンとして重要な資質です。

商談で失敗したくないから、
あらゆる要望を想定して資料を準備する、

会議で企画をボツにしたくないから、
事前に出席者に根回しをしておく、

などなど、
不確実性を出来るだけ排除するために
出来る限りの準備をする。

仕事のデキるサラリーマンと言っていいでしょう。

こういうタイプの人間は怖がりでもあるので、
自分の立ち回り方に関してもしたたかです。

誰について行けば美味しい思いを出来るか、
どのようなことをアピールすれば評価されるか、
周りの人間を出し抜くには何をすればいいか、

そのような準備も抜かりなくやります。

職場に入ってしばらく経つと
上司や先輩の力量は大体分かると思います、
そして、何でこの人出世してるんだろう?
といった疑問を持ったことはありませんか?

残念ながら、仕事の評価をするのは人間なので、
そこには、好き嫌いが絡んできます。

子供じみてると思いますが、
現実、仲良しグループのおじさん達が
自分に忠実なしもべを引き上げて出世させてるので
このように外部から入りたての人間には、
理解できないような組織が成り立っているんです。

特に日本は就職難時代を経て、
いまだに転職に関するハードルが高いので、
横柄な上司が幅を利かせてます。
(欧米なら有能な人は無能な上司を見限って会社を辞めていくので
部下に辞められる上司は無能ということなります)

日本において悲観的な考え方をすることは、
ビジネスマンとして上手く立ち回っていくのに
重要な資質ということです。

と、ここまでの話は、
雇われる側の立場としての話です。

もし、雇う側、
特に起業しようとしているビジネスマンにとっては、
悲観的とは逆に楽観的な資質が求められます。

事業には失敗がつきものです。
むしろ順風満帆にいっている時の方が少ない。

あの世界的にも有名なユニクロブランドを展開する
ファーストリテイリング社の柳井社長も
「一勝九敗」という著書の中で、
大きな成功には数多くの失敗が不可欠であることを述べてます。

数多く失敗することが前提なので
失敗するごとにいちいちクヨクヨなんてしてたら、
気持ちが持ちません。

なので、悲観的な考え方ではやっていけません、
やってみて、失敗しても、次は上手くいくだろう
というような楽観的な考え方でなければやっていけません。

悲観的か楽観的かの資質は、
ビジネスマンとしての立場で優位に働くか否か決まります。

もし、自分の立場や、これからなりたい立場と
自分の資質にギャップがあると感じるならば、
立場に合わせて意識的に悲観的な考え方や、楽観的な考え方をすることで、
仕事はよりやりやすくなります。

本当の自分はどんな人間でどんな仕事をやるべきか

自分では本当に好きなものを選んでるつもりでも
何かイマイチなことが多いのは、
選んだもののクオリティの問題ではなく、
あなたの選び方の問題にあります。

好きなものを選んでいるつもりでも、
実は、無意識にリスクが無くて確実なものを選んでいて
結果、無難な面白みに欠けるものを選んでいる。

本当はクーペタイプのスポーツカーに乗りたいのに、
燃費が悪いとか、
荷物が詰めないとか、
家族が乗れないとか、
そういった実用性を突き詰めていった結果
ミニバンという結論に行き着く。

自分では最良の選択でミニバンを買ったつもりが
乗れば乗るほど、何か物足りなさを感じる。

そりゃそうだ、
だって、元々スポーツカーに乗りたかったんだから。

大人なるということは、
いい意味でも悪いいみでも
自分自身をごまかせるようになるということです。

これをやりすぎると
本当の自分がどんな人間かも分からなくなってきます。

もし、本当の自分を見失ってると感じたら、
一度、子供の頃の自分を思い出してみるといいです、

子供の頃は、今よりずっと自分の気持ちに
素直にいれたはずだから。

子供の頃、何に衝撃を受けたか、
子供の頃、何をするのが好きだったか、
子供の頃、どんなことで褒められたか

すぐには思い出せないかもしれないですが、
焦らずゆっくり考えれば、何かしら浮かんでくると思います。

三つ子の魂百まで

という言葉があるように、
結局、子供の頃のあなたが本来のあなたであり、
今後、死ぬまでのあなただということです。

子供の頃の好奇心や憧れを叶える仕事なら
それこそがまさしく天職と言えます。

100%叶えるのは難しいかもしれませんが、
そこに近づくことは誰にでも出来るはずです。

どうしても仕事に情熱が持てない時の対処

ある程度経験を積んで、仕事が分かってくると
何だか自分の仕事場での行く末が見えてきて
虚しさを感じてくることありませんか?

周りの人はいい人ばかりで
(人間のクズみたいな先輩も若干はいますが)
働きやすい職場なんだけど、
ずっとここにいるのかと思うと
何か気分が重くなるというか。

それ、理由は、はっきりしてて

やりたくて入った仕事じゃないから。

元々、文章を書いたり読んだりする事が好きだったのに、
ライターや小説家じゃ食べていけないから、親の大反対もあって、
就職しやすい理系の大学に入って、卒業後はメーカーに入って
みたいな。

確かに就職は出来たし、仕事も始めのうちは楽しかったけど、
ある程度、仕事を覚えてきて、責任が増えてくると
どんどん、しんどくなっていってる自分がいる。

好きなことだけやって生きる
なんて非現実的な甘い考えと言う人もいるかもしれませんが、

やっぱり、好きでやっている人にはかないません、
好きでやっている人は情熱があり、パワーがある。
仕事で成功するかどうかは、この部分がとても大きい。

じゃあ、仕事のやる気を出すにはどうすればいいか
1つの選択肢は今の仕事をやめてリスク覚悟で転職するです。

仕事を辞めても、
理想の仕事に就ける保証はありません、
年齢によっては、可能性がかなり下がります。

それでも、最悪な状況を受け入れることができるのであれば
転職はアリです。

最悪の状況とは、
収入が無くなって、住むところも無くなる感じです。

友人や親戚などにお世話になることが出来れば、
この最悪な状況もクリアできるでしょう。
そういった意味で養う家族がある場合は、
この状況は受け入れることができないですね。

この最悪な状況を想定するというのは、
何事においても重要です。
最悪が分かれば、リスクの取れる範囲も分かるし、
必要以上に怖がる必要も無くなるからです。

もし、仕事を辞めても
ある程度の収入を確保できるのであれば、
転職によって想定される最悪の状況も変わってくるでしょう。

とりあえず、何かを変える場合は
最悪の状況を想定してみる

最悪の状況を考えると、現状把握という意味でも
今の状況で恵まれていることに気付けるので
判断材料も増えて、決断の精度が増します。

ちなみに私の選択は、”転職する”でした。
独身だったし、失業手当、退職金、貯金で
最悪でも1年は無給で勝負出来る目処があったし、
年齢的にもギリギリ再就職可能な範囲だと思ったから。

その結果、
残念ながら、1年近くもがいてみたが、
自分のスキルだけで生活の糧を得るまでは行けなかった、
最悪の状況になってしまったのだが、それも想定範囲内のこと。

自分のやりたいことだけに打ち込んだ
その時間は自分の人生にとって有意義だったし、
その時に身に付けたスキルは仕事として今も役立ってる。

無事、再就職もしたし、副業も含めて
今は生活も安定してる。